ブーフーとブールのあいだ

between boohoo and Boole

大好きな彼・彼女が向こうからやってきているのに格好つけて仏頂面している君へ

今日は今やっている仕事について書いていきます。

(ブログタイトルと記事テーマが合ってないような気がしますが、)

 

今、私はレストランでホール接客の仕事をしています。
もう8年が経ちます。


ホール責任者としてシフト作ったり、採用面接やスタッフ育成なども担当しています。

 

ホール接客の仕事の醍醐味は、お客様の喜んでいる姿、笑顔をダイレクトに感じられるってところだと思ってます。

 

「あ~、このお店にきてほんとよかった!」
「料理もおいしいし、雰囲気も良いし、さいこー」

 

こんなふうにお客様に思ってもらえるように日々わたくしたちはがんばっています。

 

そのなかで私がとくにこだわっているのは、お出迎えの笑顔です。
お客様がご来店時にとびきりの笑顔でお出迎えをいたします。その私の笑顔でお客様にも笑顔になっていただく。この場面にとびっきりこだわっています。
だって、第一印象ってとてもとても大切だからね。

 

あなたは、こんな経験をしたことありませんか。

 

今日のランチは外食にしようかな~、このお店よさそうかも、「よし、ここにしよう」。
さあ、いざお店に入ったものの、そこに面倒くさそうな顔をした店員が面倒くさそうにやってきて、「1人ですか、空いている席にどうぞ」って面倒くさそうに言ってきました。

 

なんだったら、「いらっしゃいませ」すら言ってないよ。
「うわ~、なにこれ、感じわる~」って心の中できっと思うでしょう。思わず声に出して言っちゃうかもしれませんね。「せっかくのランチ、お店チョイス失敗したな~」。

 

そして、このお店にはもう二度と行かなくなります。「ちょっと聞いてよ、今日ランチに入ったお店、もうさいあく~」なんて会話を会社の同僚にしているかもしれません。

 

では、お店に入った時に、元気よく笑顔で「いらっしゃいませ~」って声をかけてくれたらどうでしょう? うれしいですよね。「あ、俺でもこのお店にはいっていいんだ。ちゃんと受け入れてもらっているよ」っていう安心感も得られるしね。

 

こんなこと飲食店では当たり前じゃんって思うかもしれませんが、できていないお店がが意外と多かったりします。お店に入ったことすら気づいてもらえなかったりするときもある。そんなときどう思います。「入っていいのかな」って思いませんか。
逆に言うと、とびっきりの笑顔でお出迎えができればそれだけで選ばれるお店になれるわけです。もちろん選ばれるお店になるためには、お料理の品質やお店の清潔感などなど総合的な要素が求められますが、「笑顔でお出迎え」は選ばれるお店になるためには無くてはならないことだってこと。そして、それは難しいことではない(はず)。必要なのは笑顔だけだから。その結果、お客様にも笑顔になってもらえる。笑顔が笑顔を生む瞬間ですね。この瞬間が私とっても大好きな瞬間です。

 


とはいえ、なかなか笑顔になれないんだよな、って悩んでいる人もいるかもしれません。
そんな方は一度、森下裕道さんの本を読んで見てください。

本書の中で「どうしたら笑顔になれるのか?」について書かれています。
ポイントは「彼や彼女、子供、好きな芸能人など自分が好きな人のことを思い出す」ってこと。これ私がめちゃくちゃ納得したポイントです。
向こうから大好きな彼女がやってくるわけですよ(そんなことを想像してみてください)。自然に笑顔になりませんか。私はなりますよ。

 

なので、これを読んでから私はお店に入ってくるお客様を大好きな彼女と見立てて笑顔でお出迎えをしています。

 

新たに採用したスタッフのなかでも笑顔になれない人もいたりします。そんなときには、彼女が向こうからやってきたところを想像してごらんって言ったりしています。とは言え、みんながみんなこのアドバイスに腹落ちするわけではないようですね。

 

そんなとき私はひそかに、きっと彼は大好きな彼女が向こうからやってきているのにかっこつけて仏頂面するタイプなのかもしれないなって思ったりしています。

 

こんなことを考えてましたら、これスタッフ採用面接時の質問に取り入れることができるのではないだろうかってひらめいてしまいました。この質問をつかえば、相手が笑顔になれるかどうか一発でわかる究極の質問です。

 

それは、

 

「もし大好きな彼・彼女がむこうからやってきたら、あなたは笑顔で迎えますか、
それともかっこつけていつもとかわらない仏頂面のままでいますか」

 

こんど、この質問をぶつけてみようと思います。

 


はい、こんなしょうもないことを考えながら仕事をしています。
以上、今やっている仕事について、でした。

 

おわり