ブーフーとブールのあいだ

between boohoo and Boole

#自分の好きなところ ( #1か月書くチャレンジ DAY 10 )

f:id:spring_2014:20220210232628j:plain

 

こども「おじさん、自分の好きなところってある?」

ぼく、自分の好きなところってひとつもないような気がするんだ」

 

おじさん「自分の好きなところって、そりゃ自分のすべてが好きさ」

 

こども「自分の全部ってこと?」

 

おじさん「そうさ、自分のすべて、全部」

 

こども「全部ってすごいね。じゃあ、逆に自分の嫌いなところってないの?」

 

おじさん「無い。なぜなら、自分のすべてが好きだから。それに、#自分の嫌いなところっていうのは明日のテーマだ。先を急ぐんではない」



こども「なぜ、自分のことが好きなの?」

 

おじさん「自分のことを好きだって言ってくれる人がおまえにはいるかい?おじさんにはいない。だったら自分が自分のこと好きになったらいいんじゃないかって思った。きっかけは忘れたけど、せめて自分ぐらい自分のことを好きになっていいんじゃないって思った。自分のことを自分が好きになれば、自分のことを好きだって言ってくれる人がこの世の中に絶対に確実に1人はいるってことになる。これってすごくない!

 

昔は、おじさん、自分のこと大嫌いだったんだけどね」

 

こども「ふーん、なんだかよくわからないな。

ぼくは、クラスのようこちゃんやひかるちゃんが僕のこと好きっていってくれるよ」

 

おじさん「きみはモテるんだね。うらやましいかぎりだ。でも、おじさんはそんなきみをうらやましいって思っている自分のことも好きなんだ。そう、自分のすべてが好きだからね。



もう一度、きみの質問に答えよう。

#自分の好きなところっていうのはつまり自分が自分の事を好いているところだよ。

 

これでわかるかな」

 

こども「わからない。

あっ、お母さんが帰ってくる時間だ。

お母さんが仕事から帰ってきたときに、机に座って勉強していなかったらすごい怒られるんだ。だから、いまから急いで帰って、急いで机に座って勉強している様子をつくらないといけない。

だから、帰るね。おじさん、バイバイ」

 

おじさん「さようなら、そしてこんにちは、」