ブーフーとブールのあいだ

between boohoo and Boole

もしも1つだけ夢が叶うとしたら(#1ヶ月書くチャレンジ DAY28)

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僕は小説家になりたかった

 

 

 

もしも1つだけ夢が叶うとしたら

 

小説家になりたい。




小説家になって、

 

多くの人に

 

感動を与えたい、

 

勇気を与えたい、

 

物語の面白さを感じてもらいたい、

 

日常とは違う世界を感じてもらいたい。




僕は、大学卒業後、学習塾の先生として働いていた。

特にやりたいことがあったわけではなく、学生時代にアルバイトしていた塾にそのまま頼み込んで雇ってもらったってわけ。

 

正確に言うと、やりたいことがなかったわけではなかった。

その頃、僕は小説家になりたかった。

 

小説が好きだったから。

もちろん、カート・ヴォネガットを筆頭に。

 

カート・ヴォネガットとは?

boohoo-boole.hatenablog.jp

 

自分が小説を読んで感動をしたり、勇気をもらったり、面白さを感じたり、日常とは違う世界を感じたりしたことを自分で作り上げてみたかった。

 

とは言え、小説を読みこそすれ、書くことはなかった。

 

ノートに思いつくことを殴り書きしていた程度で、それ以上のことはなかった。

 

何を書いたらよいのかとか、ぜんぜん思いつかなかったから。

 

小説家になりたいって思っていた理由がもう一つあった。

 

会社勤めが嫌だったから。

 

っていうか、会社勤めが嫌だったからというだけで、それ以上の覚悟が何一つなかった。

だから、小説家になりたいって言っておきながら何一つ小説を書かなかった顚末である。

 

塾の先生として働いて1年半ほどで塾が潰れてしまった。

 

僕は、その後転職活動をして、営業マンとして働くことになった。

 

それ以来、20年間、会社を転々としながらも会社勤めをしてきている。

 

楽しいこともあったけど、根本的なところでは会社勤めが嫌には変わりがない。

 

今こそ、覚悟を決めて、小説家とまではいかないけれどライターとして働けるように日々書き続けていこう。

 

そんな思いを、この1ヶ月書くチャレンジの1番最初の記事で書いた。

boohoo-boole.hatenablog.jp



もしも1つだけ夢が叶うとしたら、小説家になりたい。

 

その夢は今でも抱いている。

 

50歳になってもやりたいことにチャレンジしたり、夢を語ったり、そんなことをするきっかけを作ってくれたのが、この本です。

 

確実に僕を動かした本。

 

 

人生、まだまだこれから。